コーヒー豆のグレード(等級)とは?

「Grazie!&Grazie!」
どうもオンラインショップ担当「グラッチェ」です!

グラッチェは猫舌なんですが、いつも熱いコーンスープを飲んだりすると火傷して味覚が麻痺することがあります。

猫舌といえば本日は2月22日、ニャンニャンニャンの語呂合わせで猫の日なんだとか!猫かわいい。

 

 

さて、あなたはコーヒー豆の名前について疑問に思ったことはございませんでしょうか。

普段カフェとかでは気にしないと思うのですが、自家焙煎珈琲屋さんやAmazonで見られる商品には記号がついてないでしょうか?

そんなの知ってるよという方も改めて読み解いてみると面白いかもしれません。

 

 

『白金珈琲』にあるコーヒー豆を例に・・

ハワイコナエクストラファンシー

アンティグアSHB アゾテア農園

マサイ AA

なにやら、SHBやらAAやら記号が書かれている豆が多く見受けられると思います。

分解をして見てみましょう。

 

ハワイコナ エクストラファンシー

アンティグア SHB  アゾテア農園

マサイ  AA

 

この赤い部分は各産地で決まっている「グレード(等級)」を意味しており、

青い部分は「農園名」

の部分は「産地名」となっております。

 

コーヒー豆の多くには、「産地名」「農園名」「グレード」が入った形で商品名になります。

ちなみにマサイはケニアのマサイ族から取ったブランド名のようです。

 

では、

次の疑問点として「グレードって何?」という事になると思いますが

 

 

基本的なグレードとは?

コーヒー豆のグレードと言っても国際的な基準は設けられていないため、
それぞれの国・産地によってグレードの決め方が異なります。

基本的には質の良し悪しで決まりますが、

質というのは「豆の粒の大きさ(スクリーンサイズ)」「欠点数」「標高」「」等で決められています。

人によっては好みもあると思いますが、基本的には

【グレードが高い=おいしい】

となっております。

 

 

各国・生産地のグレードは?

例にしていた国・産地を見てみましょう。

  • アメリカ(ハワイ)
  • グアテマラ
  • ケニア

 

アメリカ(ハワイ)

「エクストラファンシー」「ファンシー」「No.1」「セレクト」「プライム」の

ハワイ州の定める5段階のグレードで分類されます。

グレード コーヒー豆のサイズ 欠陥豆の割合
1ポンド(453g)につき
エクストラファンシー 19/64以上 10粒以下
ファンシー 18/64以上 16粒以下
No.1 16/64以上 20粒以下
セレクト 特になし 重さの5%
プライム 特になし 重さの25%

 

■白金珈琲取扱コーヒー豆

ハワイコナエクストラファンシー

 

グアテマラ

山岳の多い地帯は「標高」が高い程グレードが高くなり、7段階の評価になります。

グレード 高度
Striethy Hard Bean(SHB) 4500フィート以上
Hard Bean(HB) 4000~4500フィート
Semi Hard Bean(SH) 3500~4000フィート
Extra Prime Washed(EPW) 2500~3000フィート
Prime Washed(PW) 2500~3000フィート
Extra Good Washd(EGW) 2000~2500フィート
Good Washd(GW) 2000フィート以下

 

風景写真

■白金珈琲取扱コーヒー豆

アンティグアSHB アゾテア農園

ケニア

「スクリーンサイズ」「形状」「重量」により格付けされます。段階は6段階となります。今回は3段階までご紹介。

グレード スクリーンサイズ
AA 17~18(約7.2mm)
AB 15~16(約6.8mm)
C 15以下

C以下は省略

風景写真

■白金珈琲取扱コーヒー豆

マサイ AA

 

 

以上いかがでしたでしょうか。

おいしいコーヒーを求めるには、各産地での格付けを参考にすると良いコーヒーに出会えるかもしれません。

この記事を参考にして頂き、他の白金珈琲で取り扱っているコーヒー豆を見て頂くとまた新たな発見があるかも。

他の産地のグレードについてもまた機会がありましたら、書かせていただきます。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

チャオ!